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自分の・誰かの心に火を灯したい方へ

心に火を灯す。
それは「悩みに向き合う」ことから始まります。
でも、これを多くの人が苦手としています。
それはなぜか。少し壮大なテーマになりますが…
心に火を灯すために「今を生きる私たちは
人類の歴史上最も、能動的に、
悩みに向き合うことを求められている」
というお話をしたいと思います。

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自分の・誰かの心に火を灯したい方へ

かつては世界のあらゆる場所において、
人類の悩みとは、「生存に関わる悩み」がほとんどでした。
お腹が減るとか、寒いとか暑いといった悩みです。
その時代に生まれたほぼすべての人は、
生まれた瞬間から目の前に悩みがあり、
「受動的」に、「強制的」に、
悩みに向き合わざるを得なかったと言えるでしょう。。

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ですが、人類は文明を築き、
悩みをどんどん解決して
きました。
飢えをしのぐために冷蔵庫を発明したり、
寒さをしのぐためにエアコンを発明したり…
現在に至るまでの人類の歴史とは、
悩みを解決してきた
歴史とも言えます。

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その結果、「生存に関わる悩み」は多くの地域で
解消され、現代では、悩みは生まれた時から目の前に
あるものではなく、歳を重ねるごとに、時には日ごとに
変化するものへと、大きく姿を変えました。

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しかし、人類にとっての「悩み」に関する最大の変化は、
「悩みを生んでいる根源がわかりにくくなった」こと、
あるいは「何が本当の悩みなのかがわかりづらくなった」
ことです。

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人類が長らく抱えていた
「飢え」や「寒さ」といった
悩みは、悩み自体も、その根源も、
とてもわかりやすい
ものでした。
ですが…
といった悩みは、その悩みを
生んでいる根源も、
何が本当の悩みなのかも、
非常に分かりにくいものです。

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このような悩みを抱える現代の人々は、
700万年とも
言われる人類史上、最も、
一人ひとりが能動的に悩みに向き合い、
根源にある本当の「悩みの所在地」を特定すること
を求められています。

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しかし悩みに向き合うことは、
人類にとって
まだ不慣れなことのため、
悩みを抱えると
その居心地の悪さから、
すぐに消し去ろうとしたり、
解決しようとしたりします。

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たとえば、正解が書かれていそうな
ハウツー本を手に取ったり、
一世を風靡している
インフルエンサーの動画を観て
「自分もこんな風に人生を楽しめたらいいなぁ」と
物思いにふけったり…そうしている間に、
人はどんどん
悩みをこじらせていきます…

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なぜなら、正解とは、正しい問題設定があって、
初めてその対として出てくるものだからです。
問題がよくわかっていないのに正解を出そうとしても、
うまくいかないのです。悩みに向き合って、
本当の「悩みの所在地」が分かることで、
ようやく自分らしい答えが出て、
心に火を灯して前に進むことができるのです。

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だから、正解を求める前に、
まずは
「悩みに向き合え」なんです。
悩みを抱えたら、
まずは徹底的に悩みに向き合い、
「悩みの所在地」を特定する。
解決策を考えるのはそれからです。

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自分の・誰かの心に火を灯したい方へ

でも、独りで「悩みに向き合う」ことは
とても難しいことです。そもそもそれができるのであれば、
世の中にこんなにも悩みは溢れていません。
そこで私たちは、「心に火を灯す」をコンセプトに、
悩み苦しんでいる人に、“松明(トーチ)”を手渡し、
一緒に「悩みの所在地」を特定する「トーチング」という
面談を始めました。

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そして、トーチングの中で、
私たちがどのようにして、人の悩みに向き合い、
「悩みの所在地」を特定しているのか。
それを記した「トーチング日記」も書き始めました。

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この「トーチング日記」が、心に火を灯すバトンとなり、
多くの人に手渡されていくことで、
消えてはならない
「心の聖火リレー」を、
国を越え、時代を越えて、
つないでいきたい。
それが、私たちトーチリレーの
想いです。

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